社会人になると色々な思いが込み上げてきます。
「自分のやりたい仕事がしたい」「学生時代は違うことを目標にしてたな」「妥協した人生」
と考えた事ははありませんか。
また専門学校などに再進学しても「周りに馴染めるのかわからない」「卒業しても就職できるか不安」そんな悩みを抱えて中々行動できない人が多いです。しかし実は毎年、社会人で再進学される方は意外にも多くいます。
社会人が再進学するための情報やメリット等について解説していきます。
再進学について3つの壁
①年齢や環境「年齢の違いや環境に馴染るか不安」
中学性や高校性とは違って専門学校は同じ目標を持つ仲間が集まる場所です。情報交換や交流の場も広げることができ、視野を広げやすくなります。
②就職「無駄な時間やお金ばかりかけて学んでももし就職できなかったらどうしよう」
就職が出来なかったらと考える方がいますが、仲間や講師、先輩などに紹介してもらえる可能性もあります。自分のスキルをあげていくことで自信に繋がり、自分からアピールしていくことで就職先を紹介してもらえるチャンスになります。
③金銭面
専門学校では、「専門学校独自の奨学金」や「専門実践訓練給付、「一般教育訓練給付」などサポート体制も充実しています。
専門学校へ再進学を考えているあなた、まずはメリットとデメリットを理解しながら行動に移しましょう。
【メリット】
- 夢を叶えるチャンスができる:再進学することにより、あきらめていた夢に再チャレンジできます!大学・短期大学・専門学校を卒業後に再進学をする社会人は少なくありません。
- 資格やスキルが取得できる:スキルアップだけではなく、再入学することで資格を取得することができ、就職の選択肢が広がります。専門学校は、国家試験対策や同じ国家資格を取得するときに4年制大学と比べて2、3年で資格取得を目指すことができます。
- 実践的に学べて即戦力になれる:実践的な授業が多くなるのとより高い技術を身につけることができます。専門学校では、実習を行うことができる学校が多数あり、実践的に学び、即戦力になれます。現場実習を重ねていけることで就職後、即戦力になり、イメージもしやすくなります。
- 業界との繋がりがもてるチャンスがある:専門学校はプロから学ぶことができるので業界との繋がりを作るチャンスがあります。業界との繋がりがあると、就職先を紹介してもらえたり、スカウトされるチャンスもあります。
【デメリット】
- 再入学するに時間がかかる:最短とは言え、資格によっては3年制の専門学校もあります。年齢や状況によっては、仕事によっては就職状況の変動もあります。先の傾向を確認しておく必要があります。
- 金銭面に負担がかかる:奨学金制度や社会人優遇の制度を使う方法はあります。また、夜間部に行く選択肢もあります。入学や授業料などにお金がかかります。卒業後に返せる見込みがある人は奨学金制度を利用することができますが、奨学金を負担に思う方は、夜間部に行って日中は働き、生活費を確保する方法がいいでしょう。
専門学校へ入学するまでの「7」のステップ
Step1:自分の意志と方向性を再確認する
・専門学校を決めるために自分の意思を再確認し、入学後に後悔する結果にならないためにも最終的な方向性をきちんと決めていきましょう。
Step2:ハローワークに給付金制度について問い合わせする
・社会人の場合は、教育訓練給付金制度が利用できます。しかしどの専門学校も対象とは限りません。事前にハローワークで確認しましょう。
Step3:資料請求やオープンキャンパスに行く
・自分の進学する専門学校をきちんと知っておくことが大切です。資料請求や実際にオープンキャンパスに行きましょう。社会人は個別相談会がおすすめです。
Step4:志望校→応募方法の決定(社会人入試の出願期間の確認)
・志望校が決まり、入試日や出願期間を確認します。社会人の入試には「書類審査」「面接」「小論文」の場合もあれば専門学校によって「学科試験」が必要な場合もあります。きちんと確認しておきましょう。
Step5:出願→受験
・入試方法を調べ、試験に必要な対策をし、本番に挑みましょう。
Step6:合否発表各種手続き
・合格した後、各種手続きなどを期間までにきちんと提出するようにしましょう。
Step7:夢に向けて出発(再進学へ)
・社会人としてスケジュール管理をきちんとしていきながら、夢に向かって頑張っていきましょう。
もう後悔しない人生を
社会人から専門学校に再進学すると、職場を退職するもしくは夜間部に通い両立する等これまでと違う日常生活を送ることになります。※学び直す決断はとても勇気のいることなのです。
専門学校に社会人が入り直すメリットは多いですが、デメリットもあります。
覚悟を持ち、自分の学びたい専門学校をしっかり調べて理解した上で入学することが大切です。また専門学校の資料請求や今回紹介したような情報サイトを活用しながら、後悔しない未来を歩んでいきましょう。